妊娠・出産

【エピソード】覚悟がない旦那は立ち会い出産すんな!

立ち会い出産

壮絶だと言われる出産に、旦那が付き添うことができる『立ち会い出産』をしてきました。

立ち会い出産を経験して思ったこと。

 

立ち会い出産、なめんなっ!

 

赤ちゃんが生まれてくる瞬間が見れるからとか、早く赤ちゃんを見たいとか思って、立ち会い出産を希望するならやめておいた方がいい。これはハッキリ言える。

そんな生ぬるい気持ちで立ち会い出産するなら、絶対にしないほうがいいです。

 

「男は赤ちゃん産めないからさぁ見てみたいよなぁ」「一緒に出産している気分味わえそうじゃん!」とかクソみたいなこと言ってた自分をぶん殴ってやりたいね。

軽いノリで立ち会い出産すんのはホントダメ!

旦那も出産する妊婦さんと同じように覚悟と気合、体力が必要だと本気で思いました。

AM 3:30 破水する

この日は朝から健診があったので、妻は検尿のため1階のトイレへ。

バタバタする足音やドアの音で一瞬めざめた。あートイレだな と思い再び眠りにつこうとしたそのとき、妻が大きな足音を立てながら階段を駆け上がってくる。

 

そして寝室のドアを勢いよく開けて、仁王立ちで一言

 

「破水だっ!」

 

あわてて飛び起き、病院に行くための準備開始。

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4:00 病院到着

あらかじめ入院する準備をしていたので、荷物を車に積んで病院へ。

病院には連絡してあったから、到着後すぐに検査が開始されました。

 

破水した瞬間に赤ちゃん出てきちゃうんじゃねぇかって思って、もぉマジでパニックだよね。そんなことないのに、なんかイメージでそんな感じしない?羊水と一緒に出てくる気がする。

水風船が割れて、中の水がドバーッって感じでさ。

「とりあえず、アソコに力入れて赤ちゃん出てこないようにして!」とか言っちゃう始末。アホかて!

 

まぁそんなことはないんだけどね、パニクっちゃうよ。ホント。

5:00 検査終了

検査の結果…破水した量が多いため入院決定!

 

破水はしているけど陣痛はまだ来ていないので、とりあえず案内された部屋で少し待機することに。

その後、助産師さんからいろいろと説明を受け、朝ごはんを食べてからお産がスタートすることになりました。

妻は8:30ごろまでリラックスタイム。陣痛がきていないので、このときはまだ余裕の表情でした。

9:20 陣痛促進剤を投入

立ち会い出産01

いよいよお産のスタートです。

助産師さんから説明を受けた後、陣痛促進剤を打って進めることとなりました。少しずつ陣痛促進剤の量を増やして、陣痛の間隔や強さを見ながらいくスタイル。

 

はじめはそこまで痛くないみたいで、僕との会話も普通にできました。

「今、痛みきたわ」「腰の上の方をさすって!」と痛みがいつ起きて、どれぐらい辛いのか顔の表情でわかるほどです。旦那に指令を出せる余裕を感じます。

 

しかし、陣痛促進剤の量が増えるにつれて、会話が少なくなってくる。今まで聞いたことのないような「ゥウ”ォー」とは「ンギィー」と声を出して痛がって、見たことのない辛そうな顔をしはじめます。

 

言葉を発することができないほどの痛みなので、ここからは夫婦の団結力が試されます。

 

会話ができなくなってきたら、顔の表情や動きをしっかり読み取ることが重要。特に陣痛の間隔が3〜5分程度になる頃が一番辛いんだそう。集中して腰や背中をさすってあげてください。

妻が痛がっている顔は、正直見てられないです。変わってあげたいと心の底から思った。

でも、変わってあげることはできないんだよね。マジでツラい。

15:20 いよいよ分娩台へ

陣痛促進剤を投入しはじめて6時間後の15:30に子宮口が全開となり、分娩室へ。

妻が先に分娩室へ入り、準備をします。

僕は陣痛室で手術用のガウンを着て待機。そして妻の準備が整ったあと、分娩室に入ります。

 

このときの妻は比較的落ち着いていて、少しだけ会話ができるほどでした。助産師さんからいきみ方を説明され、うんうんとうなずく妻。

説明を聞けるほどまで少し冷静になってきたんだなと。

ところが、実際にいきみ始めたら、説明と全く違う自己流のいきみを披露。「全然私の話聞いてないじゃん!」と助産師ツッコむ。

 

なぜ教えてもらった方法を全力で無視したのか、未だによくわかりませんが…ただただ、痛すぎてパニクってたんだと思います。思ってたよりも痛かったんだね。そういうことにしておきましょう。

 

旦那は分娩室では妻の頭側に立つことになるので、小さな声でも十分に届きます。助産師さんは妻の足の方にいるため、指示がよく聞こえないことがありるので、どんな指示されているのか、どうやって力を入れるのかなど耳元で教えてあげるのがいいと思います。

大きな声で「がんばれー!!!」は超絶うざいみたいです。

16:00 お産がなかなか進まない…

頑張っていきんでも、かなかな赤ちゃんが出て来てくれません。妻の体力も徐々に落ちてきて、力が入らない状態になってきています。

陣痛も少し弱くなってきて、助産師さんと相談してお腹を押して赤ちゃんを出すことに。

 

このお腹を押している姿がは、もぉ見てらんねぇ。

助産師さんが妻の上に馬乗りになって、全体重をかけてグイグイ押すんすよ。

馬乗りなんて、テレビで見る年末の格闘技か酔っ払いのケンカぐらいでしか見たことないし、女の上に女が馬乗りになっているという非現実的な光景。

 

目の前で起こる出産のすごさは、今まで見たことのない場面でした。

『壮絶』とは、まさにこのことなんだなと。

16:16 赤ちゃんとご対面

分娩室に入って約1時間後、やっと赤ちゃんに会えました。

妻より先に僕が大泣き。

もちろん嬉し泣きってものあるけど、妻に対して「よくがんばった!痛みに耐えてくれた!」って気持ちの方が強かったですね。

 

頑張ることが嫌いだった妻が6時間以上も痛みに耐えて、赤ちゃんを産んでくれたことに感謝です。

 

妻は赤ちゃんが生まれた喜びよりも、痛みから解放されたことにホッとして数分間放心状態でした。

 

生まれたての赤ちゃんを「元気な男の子ですよぉ〜ほら、抱っこしてあげてください」っていう場面あるじゃん。よくテレビとかでやってるやつ。

分娩台に寝た状態で、助産師さんが赤ちゃんをママの横に持ってくるやつね。

この時のコメントの相場はさー、「あーかわいい!あなたに似てるね♪(涙ポロッ)」とかじゃん。

うちは「うわっ!血ぃすっご!」だったからね。

 

そもそも、その血はお前のだよ!と。

 

妻のめちゃくちゃ現実的なコメントで、涙が止まりました。

 

とはいえ少し赤ちゃんを胸に抱いたら、泣いてましたよ。本当に出産しているあの空間は、現実の世界ではないと思うほどでした。

 

  •  男には、出産の痛みはわからない。
  •  男の人は、痛みに耐えられず赤ちゃんは産めない。

なんて言われていますが、ホントその通りだと思います。あんなに壮絶な出産は、男には絶対に無理。

これは立ち会い出産をした旦那にだけ芽生える感情ではないかと。

 

立ち会い出産をすると、今までに感じたことのない嬉しさと安心、そして感謝の気持ちが生まれると思います。

立ち会い出産は夫婦の絆が深まる

夫婦の絆

ママが許すなら、絶対に立ち会い出産をした方がいいです。

 

ただ、覚悟がない旦那は家で待っていた方が身のためです。出産のときの記憶って意外と覚えているものらしく、うちのオヤジが立ち会い出産で全くの役立たずだったことをオカンに責められているのをよく見ました。

女の記憶力ってハンパねぇよな!

 

出産シーンを一回見てみたいとか、早く赤ちゃん見たいから!なんて軽い気持ちなら、絶対に立ち会わない方がいいです。

腰をさする腕がぶっ壊れてもいい!と全力でママを支えられる気持ちがあるなら、立ち会い出産させてもらってください。

より家族の絆が深まると思います。

 

出産後には、きっと今まで感じたことのない新しい感情に出会えるはずです。

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