妊娠・出産

【エピソード】覚悟がない旦那は立ち会い出産すんな!

立ち会い出産

先日無事に3,200gの元気な男の子が生まれました。

壮絶だと言われる出産に、旦那が付き添うことができる『立ち会い出産』をしてきました。

感想を一言だけ…

立ち会い出産 なめんなっ!

赤ちゃんが生まれてくる瞬間が見れるから、早く赤ちゃんを見たいと思って立ち会い出産を希望するならやめておいた方がいい。

そんな生ぬるい気持ちで立ち会い出産するなら、絶対にしないほうがいいです。

「男は赤ちゃん産めないから見てみたい!」「一緒に出産している気分味わえるじゃん!」とか言っていた自分をぶん殴ってやりたい。

軽いノリで立ち会い出産をしたらマジでダメ!

旦那も出産する妊婦さんと同じように覚悟と気合、そして体力が必要だと本気で思いました。

3:30 破水する

この日は朝から健診があったので、妻は検尿のため1階のトイレへ。

僕は再び眠りにつこうとしたとき、トイレを済ませた妻が大きな足音を立てながら階段を上がってくる。

そして寝室のドアを勢いよく開けて「大変っ!破水してるっ!」と。

あわてて飛び起き、車を準備するため少し離れている駐車場まで全力でダッシュ!

起きて5秒の全力疾走は、30代男性にはかなりツラい。

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4:00 病院到着

あらかじめ入院する準備をしていたので、荷物をポンっと車に積んですぐに病院へ。

すでに病院には連絡してあったから、到着後すぐに検査が開始されました。

5:00 検査終了

検査の結果…破水した量が多いため即入院!

破水はしているけど陣痛はまだ来ていないので、とりあえず案内された部屋で少し待機することに。

その後助産師さんからいろいろと説明を受け、朝ごはんを食べてからお産がスタートすることになりました。

妻は、ここから8:30ごろまでリラックスタイム。陣痛がきていないので、このときはまだ余裕の表情。

9:20 陣痛促進剤を投入

立ち会い出産01

いよいよお産のスタートです。

助産師さんから説明を受けた後、陣痛促進剤を打ってお産を進めることとなりました。少しずつ陣痛促進剤の量を増やして、陣痛の感覚や強さを見ながら進めていくスタイル。

はじめはそこまで痛くないみたいで、僕との会話も普通にできます。

「今、痛みきた…」「腰の上の方をさすって!」と痛みがいつ起きて、どれぐらい辛いのかわかるほどです。

しかし、陣痛促進剤の量が増えるにつれて、会話もできなくなってきます。今まで聞いたことのないような声を出して痛がったり、見たことのない辛そうな顔をしはじめます。

言葉を発することができないほどの痛みなので、ここからは夫婦の団結力が試されます。はじめの頃の会話はできていたけど、後半になると会話は徐々になくなっていきます。

しゃべる余裕がなくなるほど痛みがあるので、顔の表情や動きをしっかり読み取ることが重要。特に陣痛の間隔が3〜5分程度になる頃が一番辛いから、集中して腰や背中をさすってあげてください。

妻が痛がっている顔は、正直見てられないです。変わってあげたいと心の底から思いました。

でも、絶対に変わってあげることはできません。

だから全力でさすってあげましょう

旦那にできることは、腰や背中をさすってあげることしかできないから。陣痛の痛みが強くなってきている時が旦那が一番活躍するところです。

15:20 いよいよ分娩台へ

陣痛促進剤を投入しはじめて6時間後の15:30に子宮口が全開となり、分娩室へ。

妻が先に分娩室へ入り、準備をします。

僕は陣痛室で手術用のガウンを着て待機。そして妻の準備が整ったあと、僕も分娩室に入ります。

このときの妻は比較的落ち着いていて、少しだけ会話ができるほどでした。助産師さんからいきみ方を説明され、うんうんとうなずく妻。

陣痛がきて実際に説明された助産師さんのいきみ方を全力で無視して、まったく違ういきみ方をする妻。全然話聞いてないじゃん!と思いながら笑うのをこらえて、後ろから丁寧にゆっくり教えてあげました。

なぜ教えてもらった方法を全力で無視したのか、未だによくわかりませんが…ただ単に、痛すぎてパニクってたんだと思います。

分娩室では妻の頭側に立つことになるので、小さな声でも十分に届きます。助産師さんは妻の足の方にいるため、指示がよく聞こえないことがありるので、どんな指示されているのか、どうやって力を入れるのかなど耳元で教えてあげるのがいいと思います。

一番意味のないことは、大きな声で「がんばれー!!!」と言うこと。

すでに頑張ってんだから!感情的になにか伝えるより、冷静に今の状況声をかけてあげる方がいいと思います。

今まで経験したことのない痛みでパニクっているから、落ち着かせるためにもゆっくりと声とかけてあげると効果的です。

16:00 お産がなかなか進まない…

頑張っていきんでも、かなかな赤ちゃんが出て来てくれません。妻の体力も徐々に落ちてきて、力が入らない状態になってきています。

陣痛も少し弱くなってきているので、助産師さんと相談して妻のお腹を押して赤ちゃんを出すことに。

このお腹を押している姿がは、もぉ見てられないです…。

助産師さんが妻の上に馬乗りになって、全体重をかけてグイグイ押すんです。

やめてくれ!妻を苦しめないでくれ!

つらすぎて泣きそうになってきます。目の前で起こる出産のすごさは、今まで見たことのない場面でした。

『壮絶』とは、まさにこのことなんだなと。

16:16 赤ちゃんとご対面

分娩室に入って約1時間後、やっと赤ちゃんに会えました。

妻より先に僕が大泣きw

もちろん赤ちゃんにあえて嬉し泣きってものあるけど、妻に対して「よく頑張って産んでくれた!痛みによく耐えてくれた!」って気持ちの方が強かったですね。

頑張ることが嫌いだった妻が6時間以上も痛みに耐えて、赤ちゃんを産んでくれたことに感謝です。

妻は赤ちゃんが生まれた喜びよりも、痛みから解放されたことにホッとして数分間放心状態でした。

赤ちゃんを胸に抱いて、少し現実の世界に戻ったようです。本当に出産しているあの空間は、現実の世界ではないと思うほど。

  •  男には、出産の痛みはわからない。
  •  男の人は、痛みに耐えられず赤ちゃんは産めない。

なんて言われていますが、ホントその通りだと思います。あんなに壮絶な出産は、男には絶対に無理です。

これは立ち会い出産をした旦那にしか芽生えない感情ではないかと。

今までに感じたことのない嬉しさと安心、そして感謝の気持ちが生まれると思います。

立ち会い出産は夫婦の絆が深まる

夫婦の絆

ママが許すなら絶対に立ち会い出産をした方がいいです。

しかし、妊婦と同じ気持ちと覚悟がない旦那は、大人しく家で待っていた方が身のためです。出産シーンを一回見てみたいとか、早く赤ちゃん見たいから!なんて軽い気持ちなら、絶対に立ち会わない方がいいです。

腰をさする腕がぶっ壊れてもいい!と全力でママを支えられる気持ちがあるなら、立ち会い出産させてもらってください。

より家族の絆が深まると思います。

出産後には、きっと今まで感じたことのない気持ちに出会えるはずです。